神経伝達物質・自律神経から若返り
脳には約2000億個の
神経細胞があり、
その神経細胞は
50〜500兆個の
シナプスに よってつながっている。
数万個のシナプスは
1つのニューロンを
ほかの神経細胞に
つなぐことができる。
大脳皮質だけでも
約125兆個のシナプスがある。
これは1500個の銀河系を
満たす星の数に匹敵する。
そしてシナプス1つで分子レベルの
極小サイズのスイッチを
1000個程度持っている可能性があり、
ただのオン/オフスイッチというより
記憶装置と情報処理の両要素を伴う
マイクロプロセッサとして
機能しているようです。
1つの人間の
脳が持つスイッチの数は、
地球上にあるすべての
コンピュータやルータ、
そしてインターネット
接続よりも多いようです。
そもそも神経とは?
医学的に
現代の技術ではどうすることも
できないような電気部品が
人体の内部には無限に近いほど存在し
超高級品電気部品の集合
それが神経で人間。
電気のように脳からの
微弱な電気の指令で手足などを
自由に動かす事ができる
[例えば]
雷で治った話。 瞑想で電気が消えた話。
そもそも『神経』は
「神の経みち」と書き
杉田玄白の解体新書の中で
「精神や気が流通する経路すなわち神経」
という風に書かれています。
現代は神に相当する中枢神経系 (脳、脊髄) と
枝分かれし体の末梢部や内臓を
結んでいるみち (経) に
相当する末梢神経系があり、
両者の精緻な連携によって
私たちは活かされ守られています。
末梢神経系は、
ある程度は意思でコントロールできる
体性神経と、
各臓器ごとに自律してその機能を調節する
自律神経に分類されます。
前者は中枢と末梢との間で
知覚情報や運動指令を伝える役割を担い、
後者は交感神経と副交感神経 という
拮抗する二つに神経により全身の
内臓の働きを支配しています。
精神的要因が引き起こす痛み━━━━━
手足の神経痛や腰、膝などの
痛みに悩まされている人は多く、
こうした症状は薬や治療で解決できず、
慢性化したり繰り返し腰痛
およそ8割の人は精神的な要因が大きい。
そのため現在では治療で
心理的なアプローチも。
その中でも自律神経は訓練によりある程度
自己コントロールが可能であり、
中枢神経系についても、
好ましい生活習慣や脳への刺激で、
機能面ばかりでなく、
加齢に伴う退行性変化を緩やかにしたり、
病的な変質を抑えるなど、
質的な維持や改善も
可能なことがわかっています。
また脳と共に神経系の中枢を担う
脊髄の障害についても、
再生医療研究の進歩に
より光が射してきています。
ストレスがにウツつながる━━━━━
誰もが感じる人間関係や仕事上のストレス。
一時的なものであればそれを抱えたまま
進むことはできますが長く引きずっていくと、
その時々では対処できるレベルであっても
中枢神経系に変調を来たす。
ストレスは慢性化するにつれ
痛みなどの知覚を抑制する
脳からのシグナルの発信を弱める
慢性ストレスや好ましくない食生活は、
不安感が強くなったり、
情緒が不安定化うつ状態になるなどの
メンタルの変調をも招くことになります。
不安感が強くなれば、
一旦は良くなっても
また悪くなるのではないかと思ったり、
必要以上に痛みが気になるようになる
という悪循環に。
腰痛などの知覚は自分の意思である程度は
コントロールできる体性神経が伝達している
[例えば]
今日のお話で亡き 祖母の事を思い出し涙が出ました。
祖母は長年「三叉神経痛」 で苦しんでいました。
電撃が走る様な痛み刺される様な痛み、
それも何十年もです。 地獄ですよね。
でも大好きな旅行の時には
激痛が治っていたのです。
不思議ですよね!
これこそ「神がかっている」と思いました。
祖母は戦争で夫を亡くし、
4人の娘たちと姑女と多額の借金を抱えて
戦後必死で生きてきました。
きっとストレスからの発症だったのだと
大人になった今なら理解できます。
もっと寄り添い優しくして
あげれば良かったと後悔です(涙)
自律神経とは?
自律神経とは?
自分の意思で
自在にコントロールはできない神経
自律神経
=体力
=O2+栄養
40歳で約1/2に
50歳で約1/3に
60歳で約1/4に
なると言われ
自律神経のバランスを整え痛みを和らげる⑤つ
①腸活「脳腸相関性」
水分をちょこちょこ摂る
腸活になるインナーマッスル腹筋を
②マインドフルネス・心を正しく学ぶ:
「神経質」と言うと良し悪しですが、
大事な神経が末端まで通っていることは
ありがたいことですね。
また「神経が図太い」と言うと
一本の神経が太いのをイメージしてましたが、
たくさんの神経が集合してると考え
神経がいっぱいあるからアンテナが張れる、
繊細も集まれば太くなる。
毛利元就の三本の矢みたいですね。
神経が細い、つまり繊細chan過ぎると
周波数の高い光がまぶしすぎて耐えられません
「私は繊細で敏感で
目に見えない世界を大切にしたい」という
スピリチュアル系に限って、
軸のない方が多いけど、
何が起こってもある程度
たくさんの神経を通さないといけない。
身体中に張り巡らされた神経は
それぞれが連携して
バランスを取りあっている
ブラフマンのようです。
私たちの身体が自由に動かせるのは、
文字通り神の御みわざの「お陰様」
身体は神様からお借りした魂の器で使わせて
頂いている体を 大切にしなければならないのです。
必要以上にニュースを見ない
ゆったりとした気持ちで
ストレスをためず笑う
フロー・ゾーン状態を作る
「人がある活動中に夢中になって
その他のものが何も
気にならなくなる状態のこと
=喜び・目的達成
byアメリカの心理学者
ミハイ・チクセントミハイ
③呼吸+背骨を使う
自律神経を整えるヨガなど運動する
「自律訓練法」によりある程度は
自分の意思の支配下に置くことが
できるようになります。
また「腹圧呼吸」は
自律神経のバランスを整えるばかりでなく、
身体の軸が安定して無理のない
姿勢を保てるようになることから、
腰痛対策としてもお勧めです。
交感神経がいつも強すぎて
休息ができていないと思う方、
腰痛でお悩みの方はぜひお試しください
あと自律神経は背骨24個を意識して使います
[例えば]
・自律神経ネジリ1.2.3、
・ネコ1.2.3
安全・安心・快適な環境で
自律神経が流れる背骨の
ストレッチができる
ヨガはとてもオススメ
④ホルモン・マイオカイン 神経伝達物質からも運動習慣を
加齢により末梢神経の伝達速度が遅くなり
わかりやすい所では感覚神経、
運動神経の機能の低下によって
運動能力がおとろえる。
またそれが自律神経機能の低下につながり、
暑くても汗をかきにくくなったり
食べものを消化しにくくなるなどの
影響が出ます。
→運動しましょう マイオカインとは??
筋肉から分泌されるというホルモン。
脳の神経細胞を健康に保ち、
神経伝達物質の合成を促す。
マイオカインには糖や脂質の代謝改善、
骨を丈夫に保つ働きなどもあるとされ、
運動で筋肉を動かすことで効率良く分泌されます。
・運動習慣のある人は、
ない人に比べて認知機能が
低下しにくいことが報告されている
・脳の神経を傷つける
高血糖や脂質異常症も予防
⑤よい人とつながり運動をする
加齢により脳の神経細胞
・神経伝達物質 自体の数が減少すると
記憶力の低下につながる。
また加齢により血流量の低下などで
脳卒中などを起こし
神経細胞自体の減少が加速することがある。
老化すると→前頭葉の働き
:感情がおとろえる老化
①同じ場所にばっかり行く
②よく怒る・家族に表現しやすい
③クレーマになる
by7つの習慣
そういった神経系の加齢による
変化をフォローするには
ストレスのない人間関係を作る
=条件が違う持続可能性がある
社会活動 ・コミュニケーションの様々な場面で
自分と他者を比較する
「鏡の神経細胞(ミラーニューロン)」
が働き神経細胞が活性化される。
by 1996年イタリアの神経科学者
・人の心を読もうとする。共感する力
人間関係で生じる喜怒哀楽など
多種多様な感情が、
神経系を刺激して活性化する。
仕事や趣味、地域活動など積極的に
人とのつながりを持ち、
特に喜びや感動など
良い感情を共有することで脳は
健康な状態へ導かれ、
自律神経のバランスも整う。
ほとんど全部できる厚生労働省もホームページでもヨガがオススメ
成人、青年、小児を対象とした研究でヨガが、
うつ病の症状の軽減に有用である
可能性が示唆されています。
[例えば]
さやか先生、皆さまこんにちは、
私は20年くらいのリアルのヨガに親しんでいます。
さやか先生のVoicyを聞くようになってから、
ヨガや健康に関する知識も 深まってきて感謝しかありません!
実はうちの娘が昨年10月頃、
鬱と適応障害と診断され、
大滝先生の放送系から
「自律神経失調症にはヨガが良い」 と聞きヨガを勧め、
ヨガで今とても元気になりました。
私もびっくりですが本人は
もっと驚いているみたいです。
ホントにヨガは素晴らしいですね、
ありがとうございました。
[例えば]
講師になって教室での出来事:
心病んで仕事をリタイアされた
生徒さんのお話しですが、
ヨガをはじめてから自分を
否定されることがなくなりました。
ヨガが出来ることを喜び、
手がつかなかった前屈が、
手の平が着き喜び、
体重にも変化が出てきた喜びを
講師として一緒に共有したばかりでした!
以前は膝も悪くし、
心まで閉じ込め自分を全否定するほどの彼女が、
今は自分がいる喜びを見つけ、
娘さんの結婚式を楽しみにしている姿に泣きました。
講師になってこんな喜びに出会える ヨガには感謝で、
大滝先生、 本当にありがとうございます。
いつまでもイキイキ・生きがい
・目的・条件が違う
持続可能性がある社会活動
人とつながりましょう!
「ウツ剤は対症療法に過ぎず、うつには運動」
と世界的な精神科医が言っている。
「ウツは再発が多い病気だが
運動ほど抗うつ効果が
高いものは見つからない」
ヨガなど体を動かしている人は
病院に戻ってこないらしいです。
https://www.ejim.ncgg.go.jp/doc/pdf/y02.pdf
講演会講師【大滝さやか】広島/全国で3万人指導する美容と健康アドバイザー・講演家・セミナー講師 〈無断転用禁止・控訴します〉
参考文献
「眠れなくなるほど面白い自律神経の本」小林弘幸
「結局、自律神経がすべて解決してくれる」
「自律神経にいいこと大全100」森田遼介
「スタンフォードの自分を変える教室」
「ほんまでっかテレビ「自律神経」など多数