父の日【刻石流水】泣ける私の実話
突然、2年前に父が心臓で倒れ
病院で入院し手術をした時のことです。
本当に突然の事でビックリで…
術後、いつも気の強い父が
途切れ途切れの声で言った言葉は
涙なしには聴けませんでした。
・・・・・・・・・・
「ワシは『職人気質』
これまで頑固一筋、
一生懸命、頑張ってきた。
だから、お前をかなり
厳しく育ててきた。
門限もあった、体罰もあり、
手もあげた、かなり厳しくして、
悪かったのう。
でも『強くなって欲しい』
と思ってのこと。
今までお前がいつも
苦労しているの見てきた。
泣きながら、強くなり、
困難を乗り越え、
いま仕事も頑張っている姿を見ると
『ワシが厳しく育てたのは
間違ってなかった』
と…
『自分が居た存在意義』
を感じるんじゃ。
これからワシが死のうとも、
お前は私の代わりに、
一生、輝き続けて欲しい！」
（大泣）
初めて父の背中が
小さく見えました
（泣）
「24時間働けますか？」の時代
父は父なりに
肩を張って
頑張っていたんだとます。
思い返せば、
あの頃は
日本が高度成長期の時代、
家庭を顧みず時間もなく
働かされていた。
一方、父の苦労は
若い頃の私には
理解できませんでした。
でも今となっては
そんなゆとりがない中でも、
いろいろなところに
連れてってくれたり
思い出せばいろいろあるものです。
でも若い頃は自己中心的で
そのありがたみに気づけなかった…
なんてワガママだったんだろう(泣)
自分が親になって
「その大変さ」に
やっと気づくものですね。
仕事もまた同じ。
そこで言っていた父の格言が
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「かけた情は水に流せ、
受けた恩は石に刻め」
【刻石流水】
人から受けた恩は、
その人に返すのみならず、
より多くのひとに施すこと。
そして自分が施したことは、
その瞬間に忘れる事。
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仕事を始め、
私生活でも、
家族でも、
周りの人に
感謝しすぎる事は無いですね。
この後、おかげさまで
父は回復し元気になりました！
お父さん私も引き続きがんばります！
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