サービス業必見!スタジオヨギー倒産から学ぶ③つの生存戦略
大手スタジオヨギーが倒産!…実は体験談、以前「ちゃんと予約を取って東京のヨガスタジオにドロップインで行ったのに『予約が見つかりません』と断られた」と話をしたのは、スタジオヨギーさんでした。確かにこのやり方では「危ない気がする」って思ってたけど、まさかこんなに急に、日本で1番大きなヨガスタジオと言っても過言ではない会社が倒産…とはホント驚きました。働いておられた先生方も素敵な方々で、寝耳に水だったんじゃないでしょうか?
うちのスタッフは大滝より上手にできて、いらっしゃるのでおかげさまですが、明日は我が身です。地方でヨガスタジオを経営する大滝としては、やはり③つ気をつけるべきがあったと思います。
サービス業必見!スタジオヨギーから学ぶ③つの生存戦略
サービス業必見!スタジオヨギーから学ぶ③つの生存戦略
①大手あるある機械的な対応はNG
予約が取れてなかったと向こうが間違えられた事は、まだ許せることですが交通費も2000円はかかりました、それより貴重な時間を奪われた感が半端なかったです…お客様を淡々と事務的にお断りするのはやはりどうかと…それも教室はけっこう空いてました。せめて「すみません」と言うような親切な態度が欲しかったです。そのまま帰り現地を去った後、次の日に「スタジオヨギーの間違いでした」と言うメールがヨギーさんから届きましたが、後の祭りで行く気になるわけないじゃないですか…「お詫びにもう一度」と書いてありましたが、また交通費をかけろと?往復の交通費も時間もかけたうえで、何よりも大切な時間を失ったことがとても残念でした。お金だけの問題ではなく東京の娘との大切な時間「お客様の大切な時間を奪ってしまった」と言う意識を持って欲しかったです。つまり「ヨギーニらしい人の優しさ」が欲しいということです。例えば、体験で機械的な対応をしない、弊社では手間も時間もかかりますがご予約も間違いがないよう1件一件ていねいに電話をしております。それによってキャンセルが防げたり、お客様の細かいご要望の対応ニーズの引き出しにつながっております。
②会計について上手であること
先生の教え方がいくら良くても、お金等のやりとりについて上手じゃないと成り立たないと言うことです。今や情報なんていくらでも無料で溢れている世の中「いかに生徒さんにギブをするか?」「オンラインでもオフラインでも会費が切り替えれるなど、お客様に寄り添う姿勢」です。正直お金の事はトラブルになり難しいことですが、ボランティアだと私たちの仕事は成り立ちません。だからこそ誠実に厳しさと優しさを持って規約を守る。昔、大滝も月払い制なのに「来なかった分を日割にして返金しろ」と言われたことや、お金に関することで何度も何度も涙しました。揉める人は1円でも取り返そうと、恐ろしい方も世の中にはいらっしゃいます(泣)例えば、弊社では難しい経理やトラブルになりやすい体験からの流れをそのために先生から切り離していますが、先生方も意識をすることが大切です。
③スタッフ・生徒さんとのコミュニケーション
経営や方針についてスタッフや顧客と率直にコミュニケーションを取ることで、信頼関係を維持し難しい状況でも協力し合える関係を築きましょう。例えば、スタジオの価値を最も体現するのはインストラクターで心身ともに満たされた状態でなければ、質の高いレッスンは提供できません。会社がインストラクター自身がマインドフルネスを実践できるよう、心身のケアをサポートする環境を整えることが、スタジオ全体の活力につながります。
また生徒さんともコミュニティに根ざし、その土地の人々の具体的なニーズに応えることが重要です。生徒さん一人ひとりに寄り添う姿勢、マニュアル通りではなく、生徒一人ひとりの心身の状態に寄り添うことが、深い信頼関係を築きます。例えば、名前を呼んで挨拶する、その日の体調を気にかけるといった、細やかなコミュニケーションは、生徒が「ここにいて良いのだ」と感じる心の絆をきちんと作りましょう。
まとめ
以上③つを全体的に協力していかないと「明日は我が身と思わされる」ニュースでした。至らない大滝を支えてくださっているスタッフや生徒さんに感謝です。私たちも本質を見失わず「ヨガ=つながり」の精神をもって教室をすることで、厳しい時代を乗り越え、真に価値あり続けましょう。
講演会講師【大滝さやか】
広島/全国で週300人以上指導する美容と健康アドバイザー・ヨガインストラクター・セミナー講師






